身近な人が被害にあったら

●身近な人が被害にあったら、あなた自身も強いショックを受けるでしょう。助けになる方法がわからなかったり、どのように接したらよいのか途方にくれるかもしれません。けれども、その動揺を彼女にぶつけないでください。彼女に必要なのは責めないで話を聞いてくれることです。

● 人は無意識のうちに強姦に対する思い込みや偏見を持っています。例えば「ほんとうにイヤなら最後まで抵抗するはずだ」という思い込みがあると、被害を信じることが難しくなります。自分の感情や気持ちにこだわらずに話を受け止めてください。

● 彼女にかわってあなたが決定し、行動してはいけません。被害後どうするかについては、彼女自身が決めることです。

更に詳しいことは、ブックレット「もし、強姦の被害にあったら」 ―心理の章:身近な人が被害にあったら―を参照してください。また、相談機関として東京・強姦救援センターの情報を伝えてください。ただし、その情報を使うかどうかは彼女自身が決めることです。

センターの情報を伝えるために、リーフレット(無料) があります。